コラート滞在記2 |
1. コラートの冬 1999年末に初めて滞在した時からコラートファンになった我々ダボ夫婦は、懲りずにまた2001年年始にコラートを訪ねました。 前回の反省から、コラートの寒い冬に備えてセーターやジャケットを連れて1月3日に当地に入りました。 するとどうでしょう。かなり、いえ,とても暑いではありませんか。 夜でも、半そでで十分過ごせました。 コラートマガジンの関口さんからは「昨年より寒い」とのメールをいただいていたので、防寒対策はしっかりしてきたのですが、逆に半そでシャツを買い求めることになろうとは・・・。 確かに2000年末までは、寒かったらしいのです。 『コラ−トの冬は短い』ということが分かりました。 2. タイの選挙 日本でも年始のタイの総選挙についていろいろと報道されていますが、当地では本当に大騒ぎでした。 1月6日土曜日の投票日まで、日本と同様に激しい選挙運動が繰り広げられます。 おかげで前回の滞在ですっかり気に入った「シマタニ・ホテル」は予約が取れませんでした。 さすがに町一番のホテルですから、選挙前のパーティーやら会合やらでVIP達の予約が一杯だったらしいのです。 (代わりに宿泊した「ロイヤル・プリンセス・ホテル」も十分立派で快適なホテルでした。) こちらでも、選挙前の票集めに様々な手が使われるらしく金銭、米、酒などが配られる(もちろん不正ですが)そうです。 そこで投票前日は、不正防止のために町のレストランではアルコールを出せないことになっているらしいのです。 5日の金曜の夜、そんな事情も知らない我々夫婦は、ゴルフ場でさんざんな思いをした後、美味しいイーサン料理を楽しもうと町の真中のレストランへと向かいました。 そこでは、あっさりビールの注文が断られました。 ビール無しではせっかくのイーサン料理も十分に楽しめない、ともう少し町から外れたお店に行き、そっとビールを注文するとコソっと出してくれました。 このお店の大きな個室では、明らかに地元のご婦人方が飲めや歌えやの大騒ぎなさっていました。 またしばらくすると、隣のテーブルに缶ビールをたっぷり持ち込んだお客様がやって来ました。 選挙に関するきまりは、なかなか守られないのが世の常です。 その後の開票作業の混乱も納得できる前夜でした。 3. 食べ過ぎに注意 いくらタイ好きとはいえ、現地の方々と同じモノを同じようには食べれません。 辛すぎたり、おなかを壊したりしますから、なるべくマイルドな辛さで、清潔そうなお店で食べたいものです。 わずかな私の体験から独断しますと、やはりコラートのほうがバンコクより安くて美味い、ただし言葉が・・・。 二回目の滞在ですから少しは料理の名前も覚えておこう、とは思ったのですが覚えられません。 結局今回も、写真入りのガイドブックを片手に指差しながらの注文や、わずかな情報から想像しながらの注文となりました。 それでも今回も初めて味わう料理を、いくつも体験できました(ごめんなさい名前が分かりません)。 毎晩決まって、食べ過ぎたおなかをさすりながらも、まだまだこのお店には他にも美味しい料理があるはずだ、と思うのです。 そして、安いです!食い意地のはった二人が相当な量を食べ、そして飲んでも500bht程度といった具合ですから、翌日も食べ過ぎるのです。 帰国後も、まだうどんやなべものに大量の七味を入れて食べてます。辛さボケしてますね。 4. 今年もナイスショ? 今年もコラートを代表するROOKS CCと少し離れたVoyage Panoramaに行って参りましたよ、ヘボ夫婦が。 参りました。昨年よりは少し上手になって再挑戦したつもりでしたが・・・ 少し余裕をもって両コースを眺めることができるようになって、どちらも「おもしろい」いいコースだということが再確認できました。 かなり多くのアジアの少年少女ゴルファーが両コースに長期滞在でいらしてました。 上手な彼らが練習している中で、一緒に球を打つのは照れますよ! そして、来年も借り返しにいきます!まってろよROOKS、Voyage Panorama! 5. The MOLL 新たなコラートのショッピングスポット、ザ・モールはとても大きく楽しい場所です。 表から見える岩と滝や中庭の池、プールなどもあって、休日は近隣の町からも多くのお客さんがいらっしゃいます。 中に入っているお店は、さまざまです。 バンコク並とはいきませんが、高級店も入ってますし地元のお店もがんばってます。 マクドナルドなどのファーストフードやバンコクにもお店のあるイタリアン、タイスキのMKなど食事にも困りません。 近々ホテルもオープン予定でますます人気が高まるでしょう。 ただ残念なことに、前回の滞在でお世話になったデパート「クランプラザ」が人気を失ってしまいました。 あんなに賑わっていたフードコートもがらんとしてます。 刻々と変わっていくコラートなのです。 6. 来年も・・・ 今回の滞在も最後はバンコクで過ごしました。 バンコク物価がとても高く感じました。 そして来年、又は今年の年末もコラートだと思いました。 当分、コラート通いは飽きそうにありません。 今回も絶大なるサービスのジョンさん、そしてお忙しい中、夜(深夜)のコラートを案内して下さった関口さんには、いくら感謝しても足りません。 本当にありがとうございました。 また、お会いできる日を楽しみに、寒い東京でせっせと働くことにします。 では、皆様お元気で。 2001年1月27日 ダッファー野口 <コラートマガジンからのお礼> 野口ご夫妻様 昨年に引き続き、今年も当社のサービスをご利用いただきましてありがとうございます。 また、来年、コラートでお会いいたしましょう。 コラートマガジン 関口 |